緑内障は眼圧が上がって視神経が侵される病気です

緑内障の見え方

緑内障とは、眼球に栄養を運ぶ水がたまりすぎることで、眼圧が上がり、視神経が圧迫されて、視覚障害を起こす病気です。

緑内障は「青そこひ」ともいわれ、失明する眼病として恐れられています。確かに、先進国における後天性の失明の原因の一つであり、危険性は軽視できません。しかし早期に発見し、適切な治療を受ければ、失明は免れるのです。

血管がない眼球には、血液の代わりに「房水」という液体で栄養が運ばれます。房水は、毛様体でつくられ、後房から角膜と虹彩の間にある前房へ流れ、シュレム管から排出されます。

房水の排水がとどこおると、眼球の圧力は異常に高くなってしまいます。ちょうど風船に空気を入れすぎると、パンパンになるのと同じ原理です。

正常眼圧は10〜20mmHgですが、これには個人差があり、21mmHg以上でも症状が現れない人もいますし、正常範囲内でも、視神経が障害されてしまう人もいます。日本人はこの「正常眼圧緑内障」の方が多くなっています。

視神経は、およそ100万本もの細かな線維のケーブルで、視覚情報を脳に伝えています。しかし、圧迫が続くと、つぶれて萎縮するため、その部分から情報が届かなくなり、視野が欠けるのです。

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