角膜移植が適応される目の病気

角膜移植で治せるのは、1.角膜に永久に残るような濁りや沈着物ができて、特に中央部が透明な状態でなくなったために、視力が低下した場合 2.円錐角膜のような角膜が変形する病気や、外傷や炎症で表面が凹凸になり角膜が球面レンズの役割を果たせなくなった場合 3.アルカリなどの化学薬品が掛かったり、スティーブンス・ジョンソン症候群のような重症の粘膜の疾患で、上皮細胞が失われ、混濁した膜に角膜全体が覆われるようになった場合などです。

多い原因疾患は、白内障やレーザー治療などによって内皮細胞が減少したために角膜が浮腫を起こす水疱性角膜症、ヘルペスや細菌などの感染で角膜炎となり白斑が残ったもの、円錐角膜や遺伝性の角膜変性症などです。

角膜移植を受けると術後にある程度の乱視が生じるので、その矯正のためにコンタクトレンズを使用することがあります。したがって、角膜の濁りが軽度で、在る程度視力が保たれている場合には、移植の適応にはなりません。

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