眼瞼けいれんはストレスなどが原因でまぶたが痙攣する病気です

まぶたがけいれんします

まぶたがピクピクと痙攣する病気で、重症になるとまぶたが完全に閉じてしまいます。
原因としては、まぶたを閉じる眼輪筋という筋肉の収縮や、精神的ストレス、逆さまつげ(睫毛乱生)などで眼球が刺激されて起こる場合もあります。

両方のまぶたに起こる場合は、本体性眼瞼けいれんといい、顔面神経の機能亢進が原因とみられています。

一方、片側のまぶたと口元が痙攣するものは片側顔面けいれんといい、脳血管によって顔面神経が圧迫されて起こると考えられています。

治療法としては、さかさまつげが原因であれば、それを除去することで治ることがあります。

それ以外の原因で程度が重い場合は、手術で顔面神経への圧迫を軽減したり、ボツリヌス菌を注射して、収縮した目の周りの筋肉を緩め、眼を開けていられるようにする治療を行います。

近年、特に注目されているのがボツリヌス菌の注射です。けいれん部位と周辺に数箇所に注射するだけで、痛みも少なく、治療に掛かる時間はわずか数分です。ただ、根治はできず、年に2、3回程度、注射に通う必要があります。

ボツリヌスは毒素のため薬剤の管理は厳重です。製薬会社が行なう実技講習を受け、登録された医師だけが治療できるという自主規制があります。