薬局で買える防腐剤の入っていない目薬

ほとんどの目薬には開封後も長期間保存できるように、菌の繁殖を防ぐための防腐剤が入っています。保存剤として使用されている、ホウ酸や塩化ベンザルコニウム、クロロブタノールなどが該当します。

涙がたくさんある健康な目であれば、防腐剤は涙と一緒に洗い流されるので問題はありません。
しかし、涙の量が少ないドライアイの状態では、通常問題にならない防腐剤でも濃縮されて停滞してしまうので、角膜上皮に障害を与える危険性がでてきます。

ですから、ドライアイの人、とくにシェーグレン症候群などの極端に涙の分泌が低下して、頻繁に目薬をさす必要がある症例では、防腐剤が入っていない目薬(人工涙液)を選ぶようにしましょう。

私は、ドライアイのほかにも緑内障の定期検査で眼科に行く機会が多いので、ついでに「ヒアロンサン0.1」という目薬を数本処方してもらっています。1日3〜4回さすように指導されていますが、1本で2週間くらい持ちますね。「ヒアロンサン0.1」は眼科医の処方が必要ですが、以下にあげるものは、近所の薬局で手に入る防腐剤の入っていない目薬です。

人工涙液型点眼剤 ソフトサンティア(参天製薬)
涙液に近い性質を持った人工涙液で、涙液不足に伴う目のかわき(ドライアイ)を改善します。ソフト・ハードコンタクトレンズを装着したまま点眼することができます。レーシック手術の後に目が乾く場合にもこれを使っている人が多いと思います。おすすめです。
スマイルコンタクト ドライテクト(ライオン)
とろりとした高粘度保水成分(ヒプロメロース)と保水力の高い粘稠剤(ヒアルロン酸ナトリウム)が、涙の蒸発を防ぎ、潤いを角膜表面とレンズに保持、つらいドライアイに効果を発揮します。コンタクトレンズ用の点眼薬です。
アイリスCL-1ネオ 30本入り(大正製薬)
涙の成分とタウリンを配合した一回使い切りタイプ(30本入り)の目薬です。涙液(目の乾き)のほか、目の疲れやコンタクトレンズを装着時の不快感をやわらげます。
アイリスCL(大正製薬)
涙液に近い性質を持った人工涙液で、涙液不足にともなう目のかわき(ドライアイ)を改善します。一般用医薬品で初めて無菌フィルターなどの特殊容器を採用しました。すべてのタイプのコンタクトレンズ(ソフト・O2・ハード・ディスポーザブル)を装着したまま点眼することができます。
Cキューブ モイスチャージα(ロート製薬)
すべてのコンタクトレンズを装着したまま(はずした状態でも可)使用できる目薬です。瞳のエネルギー源(ブドウ糖)と角膜保護成分(コンドロイチン硫酸ナトリウム)配合でドライアイを緩和します。

使用頻度に気をつけましょう
防腐剤無添加のものであれば、何回でも点眼していいと思われがちですが、過剰な点眼は、わずかながらに分泌されている涙までも洗い流してしまう結果になってしまいます。どんなに多くても次の点眼までに1時間はあけるようにしましょう。

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