糖尿病網膜症に関する記事の一覧

糖尿病に合併する糖尿病網膜症は、進行した場合は失明に至る、重大な病気です。糖尿病は、血液に糖が多く、粘り気をもたらす病気で、血管に負担がかかり傷みやすくなります。そのため、目の網膜に密集している毛細血管も異常を起こします。

この病気は、初期にはほとんど自覚症状がないため、深刻な病状に進行してから初めて見つかるケースが多くなっています。

糖尿病網膜症とは?

近年、日本において、中途失明の原因で第2位(H17年度)となっているのが、糖尿病の合併症の1つである糖尿病網膜症です。初期にはほとんど自覚症状がないため、深刻な病状に進行してから初めて見つかるケースが多くなっています。

糖尿病網膜症の症状と進行

毛細血管の壁のところどころに、瘤ができそれが破れて点状の出血が起こります。進行すると血管が詰まって、網膜の一部に虚血(血液不足)部分が生じます。虚血部分が酸素不足に陥るため、体内ではそれに対処しようと、「新生血管」を伸ばしてきます。

糖尿病網膜症の検査

眼底検査が行われます。瞳孔から眼球の奥をのぞき、網膜や網膜の血管の状態を直接観察する検査です。新生血管を調べるために、蛍光色素を腕の静脈から注射して行う蛍光眼底造影が行われることもあります。

糖尿病網膜症の治療

初期には血糖を調節することで、血液や血管の状態を改善させて、網膜症の進行を抑えます。進行して視力障害を起こしてしまうと、回復しにくいので、初期の段階で進行を食い止めることが重要です。