ウイルス性角結膜炎は「はやり目」とも呼ばれます

消毒剤に抵抗力が強いアデノウイルス(8型、19型、37型)に感染して起こるものです。以前は夏に多く見られましたが、近年は一年中見られるようになりました。

潜伏期間が約1週間あるために、自分が感染しているかわからない子供がウイルスをばら撒いてしまうケースが多く、学校などでよく流行します。そのため「はやり目」とも呼ばれています。

乳幼児の症状は、目が赤くなり目やにが出て、結膜に白い膜がかかったようになるのが特徴です。片目の発症4〜5日後に反対側の眼も発症することが多いとされています。

注意が必要なのは、かぜに似た全身症状を引き起こすために、かぜと間違われてしまうことです。発熱やのどの痛み、気管支炎、下痢や吐き気などが現れることもあります。

2〜3週間で自然に治りますが、自宅で安静にしていることが大切です。感染中は抵抗力が落ちているので、細菌の複合感染を防ぐために抗菌薬を点眼したりします。

予防対策としては、手洗いを行い、手で目をこすったり、顔に触れないようにします。またタオル類と洗面器の共有はしないようにしましょう。