パソコンや携帯電話、携帯型ゲーム機などの急速な普及を背景に、近年、疲れ目を訴えて眼科を受診する人は増加しています。しかし、疲れ目の原因はそれだけではなく、多岐にわたっているのが現状です。例えば、若い人ではコンタクトレンズのピントがあっていないことや、中高年では老眼や白内障などが原因のことも少なくありません。また、オフィス以外でもパソコンをよく使う人では、ドライアイが考えられます。
そのほか、パソコンも使わない、老眼でもない、けれども目が疲れて仕方ない、という人も多くいます。このような場合は精神的なストレスで、自律神経の交換感神経と副交感神経のバランスが崩れたため、血流が悪くなったり、涙の分泌量が低下しているケースがよくみられます。
このように疲れ目はさまざまな原因で起こります。治療としては、原因をよく見極めてから対処していくことになります。大事なのは、目の病気がないかどうか、ということです。特に中高年の方の場合、何らかの目の病気の初期症状として、疲れ目になっていることもあるからです。
このサイトでは、疲れ目をテーマとして、その背景、原因(VDT症候群、ドライアイ、老眼、目の病気など)、予防について解説しています。大切な目を守り、快適な毎日を過ごすために、お役立ていただければ幸いです。
目に起こる病気は、主に、1.視力・視野障害を起こす病気 2.目の機能の異常 3.目の付属器の異常などに分けることができます。
1.視野・視力障害を起こす病気
角膜、水晶体、ぶどう膜、網膜、視神経などに異常が生じると視野障害が起こってきます。
角膜は、眼球表面で外界と接しているため、涙の分泌量が低下して乾燥すると、異物が入りやすくなります。また、角膜内の酸素の量が極端に減ると、混濁して、光が網膜に届かなくなり、視力障害が起こります。代表的な病気は、角膜炎、角膜潰瘍、角膜ヘルペスなどです。
水晶体は、虹彩と瞳孔の後ろ側にあるレンズ状の器官のことです。目のレンズとしては角膜の方が強力ですが、水晶体は変形することにより、ピントが合う位置を変えることが出来るという大切な役割を有しています。この水晶体が老化などによって濁り、視力が低下するのが白内障です。
脳からの視神経が太い束となって眼底に入ってくる部分を視神経乳頭といいます。眼圧が上昇すると、視神経乳頭が圧迫されて視野の一部が欠けるなどの障害が現れます。これが緑内障です。
視神経にも異常が起こります。視神経に炎症が生じて、視力が低下し、中心が見えにくくなる視神経炎、視神経に栄養を供給する血管が詰まって、視力が低下する虚血性視神経症などです。
2.目の機能の異常
目の機能(はたらき)の異常の代表は近視や遠視、乱視などの屈折異常です。他にものが二つに見えてしまう複視や斜視は、眼球の外側についている眼球を動かす外眼筋の異常で起こります。
また、眼球の中には、水晶体の屈折率を調節する筋肉があります。この筋肉の働きが低下して、近くにピントがあわせづらくなるのが老眼です。
3.目の付属器の異常
白目が充血して、目やにをともなう病気が結膜炎で、ウイルスや細菌などの病原微生物の感染やアレルギーなどが原因で起こります。
まぶたの病気には、感染によってまぶたが腫れる麦粒腫(ものもらい)、マイボーム腺がつまってしこりができる霰粒腫(さんりゅうしゅ)があります。また、またまぶたが下がって目が開けられない眼瞼下垂(がんけんかすい)なども起こります。
涙は、上まぶたの外側にある涙腺から分泌され、目の表面を潤した後、一部は蒸発し、残りは目の内側にある涙点から涙嚢にはいり、鼻涙管を通って鼻腔へ流れます。涙が流れていくルートを涙道といい、涙腺や涙嚢、鼻涙管などを涙器といいます。この涙器に起こる病気には、鼻涙管狭窄・閉塞などがあります。
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子供の目の病気:小さい子供は症状を訴えないので注意が必要です
斜視
弱視
不同視
先天性白内障
先天性緑内障
プール熱
ウイルス性角結膜炎
ものもらい
その他:あまり知られていませんが気をつけたい病気です
翼状片
眼瞼痙攣
眼瞼下垂
鼻涙管狭窄・閉塞
角膜真菌症
網膜静脈閉塞症
網膜動脈閉塞症
一過性黒内障
黄斑上膜
角膜ヘルペス
網膜細動脈瘤
強膜炎
涙嚢炎
電気性眼炎
逆さまつげ
眼の検査:異常の原因を詳しく調べ、病気を予防して治療に役立てます
視力測定
視野検査
細隙灯顕微鏡検査
眼底検査
眼圧検査
シルマーテスト
網膜電図
目によい栄養素:目の疲れを回復したり、視力低下を防ぎます
ビタミンA
ビタミンB
ビタミンC
ビタミンE
カルシウム
ルテイン
アントシアニン
アスタキサンチン
レーシック:眼内の屈折率を矯正し、視力を回復させる手術法です
レーシックとは?
手術前の適応検査
レーシックを受けられない人
レーシック手術の進めかた